今回はフリーランスのデザイナーとしてやっていくために、読むべき本の紹介です。
私もフリーランスになり、12年目。
もっと早くこの本を読んでおけばと良かったと思います。
まず今回ご紹介するのは、あくまでフリーになりたいデザイナー向けということで、その他の業種では当てはまらないことがありますので、その点をご理解ください。
まず紹介したいのは、とても有名で知っている方も多いと思います。この本に関してはデザイナー向けというより、全ての人に対して一度読んで、自分の中で考えてもらいたい本です。
LIFE SHIFT(ライフシフト)
- エクスプローラー(自分を探す時間)
- インディペンデント・プロデューサー(フリーランスの時間)
- ポートフォリオ・ワーカー(今までの経験を組み合わせて価値を生み出す)
クリエイターなら知っておきたいお金のこと
我々の業種は企業に勤めている時には、ほとんど会社のお金のことにはノータッチです。ある程度役職に付いていれば、多少考えることもあったでしょうが、それでも営業や事務職の方と比べれば、圧倒的に知識不足です。
フリーランスになり様々な問題が出てきますが、その中の一つが「お金」「税金」です。
いかに今まで触れてこなかったか痛感させられます。
この本は、税の基本的なところから、経理作業、その他のお金に関する話をクリエイター視点でまとめられているので、内容が入ってきやすいです。
まずはこれを読み、もっと深いところまで理解する必要がある箇所は、専門の本を読む、という形がいいと思います。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
フリーになると、会社員時代よりも時間の使い方の自由度が増します。
注意しなくてはいけないのは、あくまで自由度が増すだけで、自由な時間が増えるのではありません。(よっぽど仕事がなければ増えますが…。)
フリーランスのデザイナーが主に仕事を発注してもらうのが、代理店だったり、印刷会社だったり、デザイン事務所だったり、はたまた直接個人だったりと様々なところから仕事をもらうことになります。
始めたての最初の頃はそんなに仕事がないので、特に考えなくてもいいですが、ある程度安定してくると、時には仕事が溢れることがあります。
さらに、会社員時代にはなかった、様々な雑務、会計処理などもやらなくてはいけません。
そういった時に、自分にとって今大事なこととは、優先的にやるべきことは何か。
会社員時代は多数の考えに流れていたが、フリー(1人)になった今だからこそ理解できる、多数の物事がいかに不要だったか。
ある意味フリーランスの自己肯定の話も入ってくると思います。ですので、読む人によっては、否定的な意見も出てくる本だと思います。